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これは城野宏最期の年に、情勢判断学会最期のイベントである「長篠合戦のイベント」の後の例会に出席できない旨を報告され、その後の「情勢判断学会の行く末」を話されたものです.
これは東京情判の委員長:古川氏にご了解いただいたものを掲載しております.
城野宏 先生 最後のメッセージ
『はい、皆さん今晩は.
私が今日は出られないので声だけ皆さんの前にお送っておきました.
情勢判断学会もこれ随分時間も立ったけど、今から10年程前を考えてみますとね、本当にもう
4〜5人の人が集まって、で、何か討論をやったりと言うそういう状態だったんです.
この2〜3年でワーッと全国的になってしまいました.
えー、「月間能力」にもそう言う表を乗せていますけど、えーホントに現在の「情勢判断学会」
の、とか「脳力開発教室」と言うのが無いと言う県というのが少なくなって、有る県を全部
寄せるますとなると日本の半分ちょっとということになってきました.
つまり(略)情勢判断学会で皆さんが勉強しておられると、勉強しておられるような様なことを、
全国的になって、全国で沢山の人が勉強するようになってきたと、ここ数年来の変化であります.
ま、そのためにいろんな本も沢山出ましたし、インストラクターという脳力開発の講義をする
人達もたくさんできまして、そして会社も脳力開発の教育、会社内の会社の従業員に対する
脳力開発の教育をやったり、あるいは一般の講演をやったり色々しましたので、勘定してみると
日本の20万人以上の人が脳力開発の勉強をしたという結果になってきています.
ですから、そのうちに皆さんも(略)情判会としてはひとつ、中心となってですね全国のこうした
情勢・脳力開発の勉強をする人達、新しい人生を開拓して行く人達をみんな糾合しましてね、
一つの全国的な連携を持った活動に持って行ったら良いんじゃないかなとこう思っています.
この(略)情勢判断学会のいろんな経過を通じてやってきましたけれど、ある時期にはまあ、
おもしろおかしくやっていこうかと言う傾向があったようですけど、やはり本質的に言ってこの
情判会というのは脳力開発を勉強するところなんであって、脳力開発の理論と実践を勉強する
ところがつまり情勢判断学会であって、決して単なる親睦会、単なる仲良し会では無いんだと、
そう言う仲良し会は全国に沢山御座いますけど、情判会というものはとにかく勉強するのが中心の
会なんだと言うことを頭に置いてですね、その点は貫きとおしていただきたいと、そうしなければ
この様な会を作っていって運用して行くのは全く意味のないことになります.
全国的に見れば余り勉強してなんかして行くのは好きではないと言う人が沢山おると思います
けれど、同時に勉強して自分の人生というものをもっと素晴らしく展開して行くにはどうしたら
良いかと言うような問題を立てて努力して行く人達が沢山おられますので、そう言う方々を
是非仲間として結び併せて発展させていただきたいという風に思っています.
皆さんどうぞ、今後も頑張っていただきたいと思います.
終わり.』